光と素材と心地良いしつらえ～入居して３か月の「能ヶ谷の家」を訪問して

昨年１１月に竣工引き渡しを終えた能ヶ谷の家です。住まい手さんが入居して３か月ほどが経ちました。この日、久々にお邪魔させていただきました。

この日はよく晴れていて、居間には日が差し込んでいました。「冬でも晴れた日の日中はポカポカ暖かく、エアコンをつけなくて済みます。それに、日向ぼっこが本当に気持ちいい。ここでよくお昼寝しています。」と住まい手さん。

１階は居間・キッチン・土間（玄関）・スタディコーナーから階段までがワンルームの構成。外から土間（玄関）に入ってきて正面に見えるキッチン側のカウンターにはお雛様や雑誌、フロアランプなどが飾られ、美しいしつらえをされていました。

こういうコーナーがあると、インテリアが親密な、居心地のよい感じになって、いいですね・・。

雑誌立てもオシャレ。ブックカフェのようです～。

デッキテラスには水鉢が置かれています。

室内の天井を見ると、水面から反射した光がゆらゆらと模様を描いていました。

天井自体もコテ模様の美しい漆喰天井となっているところに、この光の模様・・。いい感じです。

居間では昨年末に誕生した赤ちゃんがスヤスヤと眠っていましたが、起きているときはこの天井を見て過ごしているとのこと。「大人は普段まじまじと天井を見たりしませんが、赤ちゃんは１日中天井をみて過ごしているんだな・・と思いました」と住まい手さん。美しい天井をつくることって、大切なことだなと改めて思いました。日々こういう風景を見ながら、やがて情緒豊かなお子さんに育ってくれたら・・・と願わざるをえません。

それから、ダイニングのテーブルから北側を見ると・・

スタディコーナーの高窓ごしに、生産緑地の大木がきれいに見えています。「ダイニングから見えるこの風景がとてもいいです。冬で葉が落ちた枝だけの樹木もこんなに綺麗なんだな・・って思いました。」と住まい手さん。ご家族がお気に入りのスターウォーズフィギュアもシルエットでかっこいいですね。

「庭の水やりもちゃんとやってますよ」と旦那さん。

庭の植栽の間には真鶴の赤ボサ石が配されています。赤ボサ石は保水性の高い石で、住まい手さんの水やりの効果もあってか、地際には早くもコケが定着し始めていました。

「新緑の季節が今から待ち遠しいです」と住まい手さん。・・・はい、私もとても待ち遠しいです。新緑になったら真っ先に遊びにきます！