トイレの「腰壁」はあったほうが良い？

近年、トイレに腰壁を設置する住宅が増えています。
新築だけでなくリフォームの際も腰壁を導入するプランが人気ですが、これはどうしてなのでしょうか。
今回はトイレの腰壁の役割や、導入すべきかどうかなどを解説していきますね。

トイレの「腰壁」とは

トイレの腰壁とは、トイレの壁の床から100㎝前後までを板張りにするデザインのことです。
腰壁を設置すると、以下のような効果が期待できます。

・おしゃれな見た目になる
・壁が汚れにくい
・掃除が楽
・棚を簡単に取り付けられる
・汚れても腰壁だけ取り換えられる

腰壁に人気がある最も大きな理由は、デザイン性です。
元の壁とは別の素材でできた板を張りますので、ツートンカラーのメリハリあるデザインとなるでしょう。
また、腰壁の多くはツルツルした素材でできています。
水拭きするだけでサッと汚れが落ちますので、掃除が楽になるのも大きなメリットです。
壁に穴を開けなくても棚などの後付け設備を導入できますし、汚れてきたら腰壁だけを取り換えることも可能です。

リフォームのついでに検討してみよう

トイレは、温水洗浄便座の交換などでリフォームする機会が比較的多い場所ですよね。
もしリフォームの予定がある方は、ぜひ腰壁の導入もご検討ください。
見た目が良くなるのはもちろんのこと、毎日のお手入れも簡単になります。
掃除が行き届くことでトイレを清潔に保てますし、よりリラックスできる空間になるでしょう。

まとめ

トイレの腰壁にはデザイン性の向上だけでなく、壁を汚れにくくする、掃除が楽になるなどの利点があります。
汚れた時にも比較的簡単に交換できますから、導入することのメリットは大きいと言えるでしょう。
トイレのリフォームをお考えの方は、ぜひ腰壁の導入も検討してみてください。
新井アトリエ一級建築士事務所では住まい手さんのご要望を丁寧にお聞きしながら、ご家族の暮らしにあったトイレのデザインもご提案させていただきます。どうぞお気軽にご相談くださいね。