腰越の家

【海を望み美術品を楽しむ家】

湘南の海を望む高台に建つお家の計画案です。
お施主さんが絵画や茶道具など多くの美術品を保有していることから「家全体がギャラリー」というコンセプトとし、美術品を美しく飾れる家を計画しました。
敷地の大きさに対して家のヴォリュームをなるべくコンパクトにまとめることで周囲に木々を植えるスペースを確保し、「雑木林の中に佇む家」をイメージしました。
１階はご夫婦が日常生活を営むスペースとして家事デスクや書斎など造り付け家具をふんだんに配し、コンパクトかつ使い勝手の良い空間としました。
２階にはギャラリーのようなラウンジと和室があり、日常とは気分を換えて音楽や美術を楽しむ空間としました。美術品の展示棚は隣の収蔵庫から展示品を出し入れできる構成となっています。お子さん達が訪ねて来た時に宿泊できるゲストルームやシャワーが併設されています。バルコニーに出れば海風に吹かれながら、陽光のもと、湘南の海を眺めることができます。

木造２階建　　延床面積：125㎡　（計画案）