木造住宅の基礎コンクリート~型枠・鉄筋など

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木造住宅の基礎コンクリート~型枠・鉄筋など

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2020/06/05 木造住宅の基礎コンクリート~型枠・鉄筋など

能ヶ谷の家、現場です。

 

前回確認時は掘削・床付けが終わった状況でしたが、その後、砕石敷き、防湿シート敷き、捨てコンクリート打設を行った上で、基礎コンクリートの外周型枠設置と鉄筋組みが行われました。

 

型枠は鋼製型枠が使用されています。従来は合板(ベニヤ板)を加工して型枠をつくり、それを金属パイプで支持する工法が一般的でしたが、近年は鋼製型枠が増えてきています。合板型枠に比べ鋼製型枠だと、組み立てが早く、何回もリサイクル使用が可能なので、工期面や環境面でメリットがあるかと思います。

 

型枠の内側には鉄筋が組まれています。鉄筋コンクリートとは文字通り「鉄筋」と「コンクリート」を組み合わせたものですが、引っ張りや曲げに強い「鉄筋」と、圧縮に強い「コンクリート」が組み合わさることで、双方の長所を併せ持つ建材となるわけです。また、鉄筋は水や湿気に触れると錆びやすい欠点がありますが、コンクリートで鉄筋を包むことでその欠点をカバーすることもできます。基礎は、木造の住宅全体を支える部分で、耐久性・耐震性の点でも重要となる部位ですが、そこにこのような鉄筋コンクリートを使うというのが現在の木造住宅の一般的な工法となっています。

 

この日は基礎コンクリートの配筋検査を行いました。配筋検査では、鉄筋の径  ・本数・形状等が図面通りになっているかを見ていきます。私と富士ソーラーハウスの阿部監督のほか、構造設計者の東條さんにも参加していただきました。結果は問題なく、とても丁寧な施工をしていただいていることが確認できました。暑い中、いい仕事をしていただいた職人さんにも感謝です。

 

現場はこれから、耐圧版コンクリートの打設、内側型枠の設置、立ち上りコンクリートの打設、と進んでいきます。

 

 

 

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新井崇文
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