シンボルツリーにおすすめの樹種とは？

家を建てるにあたって、シンボルツリーを入れたいと考える方も多いのではないでしょうか。
シンボルツリーには、適した樹種があります。
そこで、今回はシンボルツリーにおすすめの樹種を見ていきましょう。

シンボルツリーにおすすめの樹種

落葉樹

落葉樹は春に新しい葉をつけ、秋になると葉を落とす樹木です。
落葉樹がシンボルツリーにおすすめなのは、四季の移り変わりを楽しむことができるからです。
春には花が咲き、新緑が鮮やかで、秋には紅葉が美しく、冬には葉を落とし庭や室内に陽ざしを届けてくれます。

植える位置によっては落ち葉の掃除に気を遣う必要もありますが、四季を通じて姿を変えるところは、住宅のシンボルツリーとして最適です。
具体的な樹種としては、春に花を咲かせるコブシ、ハナミズキ、ヤマボウシ、エゴノキや、夏に花を咲かせるサルスベリなどがあります。
また、紅葉の美しいモミジ、ハウチワカエデ、実の成るジューンベリーなどもおススメです。

常緑樹

常緑樹は一年中緑の葉をつけている樹木のことで、落ち葉は年間を通じて少しずつ発生します。
一年を通して枝には緑の葉がついているため、シンボルツリーにすることによって通りからの目線を遮る役割を果たしてくれます。
常緑樹をシンボルツリーに使う際に人気の樹種は、樹形が美しいオリーブです。

くすんだ緑色の葉がつきますが、密集度はそれほど高くありません。
そのため、葉の合間から適度に日差しが差し込み、涼しげに見せてくれます。
「常緑樹でもきれいな花の咲く樹種がいい」という方には常緑ヤマボウシがおススメです。
春に白いきれいな花を楽しむことができます。

実をつけることが少ない常緑樹の中では、香りの良い実をつけるレモンも人気です。
高さのある常緑樹の中でレモンの木は2メートルから3メートルほどと比較的低いため、初めてシンボルツリーを植える方にも適しています。
色鮮やかな黄色い果実と良い香りを楽しめることから、シンボルツリーに選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

シンボルツリーにおすすめの樹種として、落葉樹と常緑樹の両方からいくつかをご紹介しました。
それぞれの木に特徴がありますので、何を重視するかで選ぶといいですね。
一級建築士の主宰する当事務所では、住宅の建物本体から外構・植栽まで、トータルで考えた抜いたデザインをご提案していきます。
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