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阿久和の家(改修)-各部紹介5~洗面室と洗濯室を別室に・使いやすさUPの水廻り改修
戸建てリノベーション(改修)工事を行った阿久和の家の洗面室・洗濯室についてご紹介いたします。
既存の洗面・洗濯室は手狭だったため、洗面室と洗濯室を別室に分けてそれぞれスペースを確保することで生活にゆとりをもたせました。
【改修前】手狭な洗面・洗濯室
↓
【改修後】洗面室(左)&洗濯室(右)に分けてゆとりある水廻り空間に
洗面室・洗濯室は両者とも階段前のホールに面しています。
(写真手前が洗面室、左が洗濯室、右がLDK)
以下、洗面室・洗濯室について詳しくご紹介いたします。
ヒノキ集成材のカウンターを洗面室の端から端まで通し、窓側には洗面器を設置しています。
住まい手さんが洗面器の部分で頭も洗えるようにしたい、ということで洗面器はしっかりとした大きさと深さのあるもの(サンワカンパニー アルコ WA08701)を採用しました。
洗面器のH寸法はカウンター上部に130mm、下部に170mmで、合計300mmあります。これだけ深さがあれば水はねしにくそうです。
水栓金具はホース式。頭を洗うことができ、洗面器内の清掃にも便利です。
カウンター左側は奥行を600mmから400mmに絞り、脱衣スペースの広さを確保しています。奥行400mmに絞った部分のカウンター上には入浴時の着替えが置けます。
下部の棚には家族人数分の衣類入れ(無印良品 ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・中)が入るよう寸法設定しました。下部にはヘルスメーター(体重計)が入るスペースを確保。コンパクトなスペースに必要な収納をまとめました。
洗面器下部のオープンスペースには脱衣かごが入ります。
その右側にはワイヤーバスケットの抽斗2段を造り付け。タオル類が収納できます。
一方、カウンター上部は壁面全体をタイル仕上げとしています。タイルは住まい手奥さまが選んだ、名古屋モザイクの「ピュリティ」グリーン色で、キッチンのタイルとは同製品の色違いとなります。おちついた緑色で、洗面室が上質な雰囲気になりました。
左手には吊戸棚を設置。側面はオープン棚で歯ブラシなどを設置しています。正面は開き戸を開けると棚収納となっています。ここにはストック品を収納したり、家族それぞれの小物をカゴに分類して保管したりしています。
棚の最下段はティッシュ置き場。ひっくり返してティッシュを設置すると、
底板の穴からティッシュが出てくるしくみになっています。ティッシュはふつうにカウンター上に設置するとスペースをとりますので、このように設置すると省スペースで見栄えもGOODです。
今回の改修で、従来納戸があった場所の半分程度を仕切り、洗濯室としました。(写真右手が納戸)
洗濯機上部に棚を1枚造り付け、
その上にガス乾燥機を設置しました。これがあれば、天気を心配せず、洗濯・乾燥ができます。
洗濯機の左側には市販の収納棚(IKEA IVAL)を設置し、アイロンがけスペースとしています。
下段にはアイロンをかけたものをたたんで置いておくカゴや洗濯用品を収納しています。「洗濯→乾燥→アイロンがけ・たたみ分別」という一連の家事が全てこの部屋で完結できます。
洗濯室の片隅には掃除機置き場も確保しています。
改修で洗面室を広げることが難しい場合、このように、洗面室と洗濯室に分けてそれぞれスペースを確保し、使いやすい広さを確保するという方法もありだと思います。
洗面室・洗濯室の前のホールからLDK側を見たところ。このようにキッチンとも近いので、家事動線がコンパクトにまとまって使いやすい水廻り空間ができました。
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戸建てリノベーション(改修)工事を行った阿久和の家の洗面室・洗濯室についてご紹介いたします。
既存の洗面・洗濯室は手狭だったため、洗面室と洗濯室を別室に分けてそれぞれスペースを確保することで生活にゆとりをもたせました。
【改修前】手狭な洗面・洗濯室
↓
【改修後】洗面室(左)&洗濯室(右)に分けてゆとりある水廻り空間に
洗面室・洗濯室は両者とも階段前のホールに面しています。
(写真手前が洗面室、左が洗濯室、右がLDK)
以下、洗面室・洗濯室について詳しくご紹介いたします。
<1>洗面室
ヒノキ集成材のカウンターを洗面室の端から端まで通し、窓側には洗面器を設置しています。
住まい手さんが洗面器の部分で頭も洗えるようにしたい、ということで洗面器はしっかりとした大きさと深さのあるもの(サンワカンパニー アルコ WA08701)を採用しました。
洗面器のH寸法はカウンター上部に130mm、下部に170mmで、合計300mmあります。これだけ深さがあれば水はねしにくそうです。
水栓金具はホース式。頭を洗うことができ、洗面器内の清掃にも便利です。
カウンター左側は奥行を600mmから400mmに絞り、脱衣スペースの広さを確保しています。奥行400mmに絞った部分のカウンター上には入浴時の着替えが置けます。
下部の棚には家族人数分の衣類入れ(無印良品 ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・中)が入るよう寸法設定しました。下部にはヘルスメーター(体重計)が入るスペースを確保。コンパクトなスペースに必要な収納をまとめました。
洗面器下部のオープンスペースには脱衣かごが入ります。
その右側にはワイヤーバスケットの抽斗2段を造り付け。タオル類が収納できます。
一方、カウンター上部は壁面全体をタイル仕上げとしています。タイルは住まい手奥さまが選んだ、名古屋モザイクの「ピュリティ」グリーン色で、キッチンのタイルとは同製品の色違いとなります。おちついた緑色で、洗面室が上質な雰囲気になりました。
左手には吊戸棚を設置。側面はオープン棚で歯ブラシなどを設置しています。正面は開き戸を開けると棚収納となっています。ここにはストック品を収納したり、家族それぞれの小物をカゴに分類して保管したりしています。
棚の最下段はティッシュ置き場。ひっくり返してティッシュを設置すると、
底板の穴からティッシュが出てくるしくみになっています。ティッシュはふつうにカウンター上に設置するとスペースをとりますので、このように設置すると省スペースで見栄えもGOODです。
<2>洗濯室
今回の改修で、従来納戸があった場所の半分程度を仕切り、洗濯室としました。(写真右手が納戸)
洗濯機上部に棚を1枚造り付け、
その上にガス乾燥機を設置しました。これがあれば、天気を心配せず、洗濯・乾燥ができます。
洗濯機の左側には市販の収納棚(IKEA IVAL)を設置し、アイロンがけスペースとしています。
下段にはアイロンをかけたものをたたんで置いておくカゴや洗濯用品を収納しています。「洗濯→乾燥→アイロンがけ・たたみ分別」という一連の家事が全てこの部屋で完結できます。
洗濯室の片隅には掃除機置き場も確保しています。
<まとめ>
改修で洗面室を広げることが難しい場合、このように、洗面室と洗濯室に分けてそれぞれスペースを確保し、使いやすい広さを確保するという方法もありだと思います。
洗面室・洗濯室の前のホールからLDK側を見たところ。このようにキッチンとも近いので、家事動線がコンパクトにまとまって使いやすい水廻り空間ができました。
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定休日 不定休