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〒225-0013 神奈川県横浜市青葉区荏田町1150-7(東急田園都市線 江田駅下車 徒歩10分)
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能ヶ谷の家-各部紹介7~洗濯動線がワンフロアで完結する2階部分(洗面室・個室・バルコニー他)
2階建ての戸建て住宅では、例えば「1階の洗濯機で洗った後、水を含んで重い洗濯物を2階のバルコニーまで持っていって干す」といったように、洗濯動線が上下階に渡ると家事作業がやや大変になりますが、それが気になる場合は洗濯動線をワンフロアで完結させるプラン(間取り)とする手もあります。このブログでは洗濯動線をワンフロアで完結させた事例として、能ヶ谷の家の2階部分(洗面室・個室・バルコニー他)をご紹介します。
2階では階段から連続するホールが東西に延びており、南側に子供室・タタミルーム(寝室)・バルコニー、北側に洗面室・浴室・トイレがあります。
タタミルーム(寝室)から洗面室(奥の窓のある部屋)を見たところ。洗面室は2畳サイズの空間です。
入ってすぐ右手が洗濯機スペースです。上部には造り付けの棚があります。上段には物干し器具等を収納、下段には洗剤などを収納し、パイプにはハンガーを吊るしておくことができます。
その左手には洗面台があります。洗面台とミラーキャビネットの間の壁面はタイル貼りで、1階の手洗いコーナーのタイルと同じ名古屋モザイクの「サルマ」紺色ですが、こちらは斜めに貼る「ヤハズ貼り」として変化をもたせています。
洗面室北面の窓からは生産緑地の巨樹がよく見渡せます。朝起きてきて、この豊かな緑を眺めながら洗面や歯磨きをするのも気持ち良さそうです。
洗面台の背面には奥行30cm程の棚を造り付けました。タオルや着替えなど、洗面室に必要なものを収納できます。
さて、ここで洗濯したものは晴れた日にはバルコニーで干します。バルコニーへはタタミルーム(寝室)経由ですぐにアクセスできます。
バルコニー奥行は約1.2m。洗濯物を干す動作に支障ない、ゆとりあるスペースです。
バルコニー幅は約8.1m。物干し竿を2本連ねて設置できます。これだけの長さがあれば野球やサッカーに打ち込む二人の息子さんたちのユニフォームなど日々大量の洗濯物も十分に干すことができそうです。
バルコニーには全域屋根がついています。不意のにわか雨や小雨の時なども洗濯物が濡れにくく、安心です。
このバルコニーは遠くの丘まで見渡せる眺めの良さもポイントです。日々の物干し作業も眺めの良いバルコニーなら気持ちよくできそうです。
さて、バルコニーに面する部屋ですが、ひとつはタタミルーム(寝室)です。4畳半に板敷のついた、トータル6畳サイズ広さで、夜間は寝室として使いますが、昼間は取り込んだ洗濯物をたたむスペースにも重宝しそうです。
天井に物干し金物をつけており、雨天時にはここで洗濯物を干すこともできます。(これを含め室内干しスペースは全3か所ありますが、順次ご紹介いたします)
タタミルームの窓には障子引戸を設置しました。壁は土佐和紙貼り、天井はラワンベニヤ貼りにクリア塗装仕上げです。
壁面にはご夫妻用のクローゼットと、
布団を収納する押入を設けています。
さて、バルコニーに面するもうひとつの部屋は子供室です。全体で9畳サイズの部屋で、東の高窓と、南の掃き出し窓2か所から光の入る、明るい部屋です。
将来、中央に間仕切りを設置して2部屋に分けることもできるよう、出入口も予め2か所設けています。その際に壁や天井を壊さなくても済むよう、天井内には間仕切り固定用の下地材を入れており、電気配線・スイッチ類も2部屋に分けても成り立つような設計にしてあります。
南側のバルコニーには木ルーバーの手すりが設置されています。室内から見て木質感がいい感じで、道路から室内への視線をカットする役割も担っています。
子供室からホールに出て、右手(東側)へ進むと、そこは第二の室内干しスペースで、天井に昇降式の物干し金物がついています。
手動で物干しバーを昇降させることができますので、ここに洗濯物を干していても、天井近くまでバーを上げて置けば、少しかがむだけで下を通ることができます。
物干しバーを昇降させるための操作棒は、脇の扉内のクローゼットの壁面にフックをつけて置き場としました。
この室内干しスペースを通り抜けると北側には引戸があり、中はトイレとなっています。こちらは1階とは異なり小さめの窓で、明るさを抑えた籠る感じのトイレです。便器と反対側壁面には可動棚収納を設けており、目隠しのカーテンが設置できるよう、最上段にはカーテンレールを取り付けてあります。
2階で最後にご紹介するのは浴室。ここが第三の室内干しスペースとなっています。入居後の住まい手さんにお聞きすると、雨天時の物干しはタタミルームとホール東側の2か所で足りていて、今のところこの浴室までは物干しに使わずに済んでいるとのことです。でも、予備の物干しスペースがあると思えば、今後の生活の変化にも対応できますので、これでいよいよ洗濯動線ワンフロア完結作戦(!)も万全・・・というところでしょうか。
★★関連ブログ一覧★★
能ヶ谷の家-全体紹介~縁側のようなデッキテラスから気軽に出入りでき、仲間が楽しく集う家
能ヶ谷の家-各部紹介1~「オープン玄関」によるカフェのようなアプローチ
能ヶ谷の家-各部紹介2~幅広の木製建具でデッキテラスとつながる居間
能ヶ谷の家-各部紹介3~庭がよく見えるキッチン・回遊動線のパントリー
能ヶ谷の家-各部紹介4~高窓からの光が心地よいスタディコーナー(ワークスペース)
能ヶ谷の家-各部紹介5~居間の隣で便利な手洗いコーナー・高窓のある明るいトイレ
能ヶ谷の家-各部紹介6~本棚のあるリビング階段
能ヶ谷の家-各部紹介7~洗濯動線がワンフロアで完結する2階部分(洗面室・バルコニー)【本ブログ】
能ヶ谷の家-各部紹介8~四季おりおり植栽の表情が楽しめる雑木の庭
能ヶ谷の家-各部紹介9~庭のライトアップと夕景・夜景
24/12/05
24/10/24
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2階では階段から連続するホールが東西に延びており、南側に子供室・タタミルーム(寝室)・バルコニー、北側に洗面室・浴室・トイレがあります。
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入ってすぐ右手が洗濯機スペースです。上部には造り付けの棚があります。上段には物干し器具等を収納、下段には洗剤などを収納し、パイプにはハンガーを吊るしておくことができます。
その左手には洗面台があります。洗面台とミラーキャビネットの間の壁面はタイル貼りで、1階の手洗いコーナーのタイルと同じ名古屋モザイクの「サルマ」紺色ですが、こちらは斜めに貼る「ヤハズ貼り」として変化をもたせています。
洗面室北面の窓からは生産緑地の巨樹がよく見渡せます。朝起きてきて、この豊かな緑を眺めながら洗面や歯磨きをするのも気持ち良さそうです。
洗面台の背面には奥行30cm程の棚を造り付けました。タオルや着替えなど、洗面室に必要なものを収納できます。
さて、ここで洗濯したものは晴れた日にはバルコニーで干します。バルコニーへはタタミルーム(寝室)経由ですぐにアクセスできます。
バルコニー奥行は約1.2m。洗濯物を干す動作に支障ない、ゆとりあるスペースです。
バルコニー幅は約8.1m。物干し竿を2本連ねて設置できます。これだけの長さがあれば野球やサッカーに打ち込む二人の息子さんたちのユニフォームなど日々大量の洗濯物も十分に干すことができそうです。
バルコニーには全域屋根がついています。不意のにわか雨や小雨の時なども洗濯物が濡れにくく、安心です。
このバルコニーは遠くの丘まで見渡せる眺めの良さもポイントです。日々の物干し作業も眺めの良いバルコニーなら気持ちよくできそうです。
さて、バルコニーに面する部屋ですが、ひとつはタタミルーム(寝室)です。4畳半に板敷のついた、トータル6畳サイズ広さで、夜間は寝室として使いますが、昼間は取り込んだ洗濯物をたたむスペースにも重宝しそうです。
天井に物干し金物をつけており、雨天時にはここで洗濯物を干すこともできます。(これを含め室内干しスペースは全3か所ありますが、順次ご紹介いたします)
タタミルームの窓には障子引戸を設置しました。壁は土佐和紙貼り、天井はラワンベニヤ貼りにクリア塗装仕上げです。
壁面にはご夫妻用のクローゼットと、
布団を収納する押入を設けています。
さて、バルコニーに面するもうひとつの部屋は子供室です。全体で9畳サイズの部屋で、東の高窓と、南の掃き出し窓2か所から光の入る、明るい部屋です。
将来、中央に間仕切りを設置して2部屋に分けることもできるよう、出入口も予め2か所設けています。その際に壁や天井を壊さなくても済むよう、天井内には間仕切り固定用の下地材を入れており、電気配線・スイッチ類も2部屋に分けても成り立つような設計にしてあります。
南側のバルコニーには木ルーバーの手すりが設置されています。室内から見て木質感がいい感じで、道路から室内への視線をカットする役割も担っています。
子供室からホールに出て、右手(東側)へ進むと、そこは第二の室内干しスペースで、天井に昇降式の物干し金物がついています。
手動で物干しバーを昇降させることができますので、ここに洗濯物を干していても、天井近くまでバーを上げて置けば、少しかがむだけで下を通ることができます。
物干しバーを昇降させるための操作棒は、脇の扉内のクローゼットの壁面にフックをつけて置き場としました。
この室内干しスペースを通り抜けると北側には引戸があり、中はトイレとなっています。こちらは1階とは異なり小さめの窓で、明るさを抑えた籠る感じのトイレです。便器と反対側壁面には可動棚収納を設けており、目隠しのカーテンが設置できるよう、最上段にはカーテンレールを取り付けてあります。
2階で最後にご紹介するのは浴室。ここが第三の室内干しスペースとなっています。入居後の住まい手さんにお聞きすると、雨天時の物干しはタタミルームとホール東側の2か所で足りていて、今のところこの浴室までは物干しに使わずに済んでいるとのことです。でも、予備の物干しスペースがあると思えば、今後の生活の変化にも対応できますので、これでいよいよ洗濯動線ワンフロア完結作戦(!)も万全・・・というところでしょうか。
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