川名の家-各部紹介3~勾配天井が吹抜からデッキテラスまで連続する内外一体のLDK

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川名の家-各部紹介3~勾配天井が吹抜からデッキテラスまで連続する内外一体のLDK

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2020/12/10 川名の家-各部紹介3~勾配天井が吹抜からデッキテラスまで連続する内外一体のLDK

川名の家のLDK廻りをご紹介します。

 

このお家は間口6.2m、奥行き21.8mという細長い敷地のため、家全体にどのように光を行き渡らせるかという課題がありました。

 

また、住まい手さんからは「吹抜を介して家全体の一体感が感じられる家にしたい」というご要望もありました。

 

そこで南側のデッキテラスに面した大きな開口部から明るく光の降りそそぐ吹抜のダイニング・キッチンを設け、

 

そこから1・2階とも家全体がのびやかにつながり、光も行き渡るプランとしました。

 

 

デッキテラスに面する開口部は幅2.8m、高さ3.8m。YKKAP社のサッシを組み合わせて使用しています。

 

こうした大きな開口部を設ける場合、冬場の日射取得にはもちろん有利ですが、同時に夏場の日射遮蔽にも配慮する必要があります。そのためここでは窓外に1.5m出の軒を張り出し、東西にも袖壁を張り出しています。(この袖壁は法的な延焼ラインをクリアするための防火壁の機能も担っています)

 

 

吹抜部の勾配天井はベイツガ無垢材の羽目板貼り。これが外部の軒天まで連続して見えることもあいまって、内外の連続した伸びやかな吹抜空間となりました。

 

開口部のスクリーンはメタコ社の電動ロールスクリーンを使用。開口部の上部天井にロールスクリーンBOXを埋め込んでいます。

 

吹抜部は10.8畳のスペースにダイニング・キッチン・階段が配されています。

 

実際に出来上がったこの空間にいると、吹抜による縦方向の広がり、大開口や勾配天井によるデッキテラスとの連続感、そして隣接する内部空間へのつながりもあいまって、10.8畳とは思えない広がりを感じます。

  

 

キッチンは対面式のアイランドキッチン。シンクはアイランドキッチン部分にありますが、コンロは背面の壁側キッチン部分にありますので、全体としては2列型キッチンということになります。

 

 

シンク側のアイランドキッチンは家具屋さんによる製作もの。ステンレスの天板・シンクはメーカーで製作しています。シンク部分は洗剤ポケット(洗剤が目立たないように置けるくぼみ)がついた形状です。

 

 

コンロ側の壁側キッチンはTOTOのシステムキッチンと大工さんによる造作棚を組み合わせています。左官壁になじむ白色でスッキリとまとめました。

 

キッチンとデッキテラスは間近に出入りすることができます。デッキテラスにテーブルを出してお茶や食事をするにも便利です。

 

 

吹抜部分の照明計画も設計時の検討に力を入れた部分です。中央のペンダント照明はヤマギワ社の「MAYUHANA(マユハナ)」という照明器具。グラスファイバーとの複合材である巻糸で作られた、繭を思わせるセードが美しい照明器具です。キッチンの吊戸棚上にはライン照明を配し、壁を照らし上げる間接照明としています。

 

吹抜から北側を見たところ。1階右手はソファのあるリビング、左手は玄関土間に通じるパントリー、2階右手はホール兼子供スペース、その奥には洗面コーナーを介してタタミルーム(寝室)が連続します。

 

リビングのソファ正面には壁一面の収納家具が造り付けられています。中央のニッチには将来テレビを設置できるよう配線も用意されています。右端の収納扉は全面ミラー貼りとなっていて、扉の開き角度を自在に調整しながら、お子さんがバレーの練習をするときに姿を見られるようになっています。

 

リビングのソファに座って吹抜のダイニングキッチン側を見たところ。手前のリビングは天井高さを2.3mに抑えており、低天井の落ち着き感と、高天井の開放感がともに感じられる空間構成となっています。

 

デッキテラスの夕景。季節のいい時期は、このデッキテラスで夕食を・・・素敵ですね。

 

 

 

★★関連ブログ一覧★★

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川名の家-各部紹介1~板塀に囲われたサイクルポートと諏訪鉄平石のアプローチ

川名の家-各部紹介2~静謐な光に満たされた左官仕上げの玄関ホール

川名の家-各部紹介3~勾配天井が吹抜からデッキテラスまで連続する内外一体のLDK【本ブログ】

川名の家-各部紹介4~吹抜を見下ろす心地よい2階ホールと子供部屋

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新井崇文
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