能ヶ谷の家-全体紹介～縁側のようなデッキテラスから気軽に出入りでき、仲間が楽しく集う家

能ヶ谷の家の全体概要をご紹介します。

 

緑豊かな多摩丘陵の住宅地。南側が道路で日当たりがよい敷地条件を活かし、各室とも南側に大きく窓をとって「冬暖かな家に」という住まい手の要望にシンプルに応えました。

 

 

窓前には深い軒の出をとり、夏の日射遮蔽にも配慮しています。

 

遠くの丘まで見渡せる眺めの良い２階バルコニーでは、野球やサッカーに打ち込む二人の息子さんたちのユニフォームなど日々大量の洗濯物も気持ちよく干すことができます。

 

 

１階は居間・キッチン・スタディが配された広がりあるワンルーム（内部）と、

 

 

板塀で囲われたプライベート感あるデッキテラス（外部）とが

 

幅広の木製建具でつながった内外一体の空間です。

 

デッキテラスには緑潤う植栽を多種混植し、四季おりおり自然のうつろいを感じることができます。

 

 

 

道路からはアプローチ・デッキテラスを通ってそのまま居間へ。

 

 

 

 

あたかも縁側のような雰囲気のデッキテラスから気軽に出入りでき、近所の友人・知人が楽しく集う家となりました。

 

居間（リビング・ダイニング）と一体空間のキッチンからは庭（デッキテラス）がよく見渡せます。

 

 

居間（リビング・ダイニング）の北側は１段上がってスタディコーナー（ワークスペース）と階段につながります。

 

スタディコーナー（ワークスペース）は、北側の高窓からの光が心地よく、南側へは居間ごしにデッキテラスまで見渡せるスペースです。

　

 

 

階段はリビングの一部のようにくつろげるスペース。階段の中間には本棚を造り付けました。

　　

 

この敷地の北側には生産緑地の豊かな緑があり樹高20ｍを超す大樹もあります。

（↓木々の向こう側がこの家の敷地）

 

隣家と視線が交錯しないよう配慮しながら北側にも視線の抜ける窓を配すことで、南北双方に豊かな緑と広い空が見渡せる開放感ある住まいを実現できました。

 

 

 

２階には、東面・南面から光の入る子供室と、

 

障子から柔らかい光の入るタタミルーム（寝室）があります。

 

日が沈むと、居間やデッキテラスの灯りが板塀ごしに透けて輝き、家路につく人々をやさしく照らします。

 

 

 

 

 

所在地・・・東京都町田市

竣工・・・・2020年11月

構造規模・・木造 地上２階

敷地面積・・134.20㎡（40.59坪）

延床面積・・ 98.04㎡（29.64坪）

設計監理・・新井アトリエ一級建築士事務所

施工・・・・富士ソーラーハウス

植栽・・・・庭乃持田園
写真・・・・新井崇文

 

 

★★関連ブログ一覧★★

能ヶ谷の家-全体紹介～縁側のようなデッキテラスから気軽に出入りでき、仲間が楽しく集う家【本ブログ】

能ヶ谷の家-各部紹介１～「オープン玄関」によるカフェのようなアプローチ

能ヶ谷の家-各部紹介２～幅広の木製建具でデッキテラスとつながる居間

能ヶ谷の家-各部紹介３～庭がよく見えるキッチン・回遊動線のパントリー

能ヶ谷の家-各部紹介４～高窓からの光が心地よいスタディコーナー（ワークスペース）

能ヶ谷の家-各部紹介５～居間の隣で便利な手洗いコーナー・高窓のある明るいトイレ

能ヶ谷の家-各部紹介６～本棚のあるリビング階段

能ヶ谷の家-各部紹介７～洗濯動線がワンフロアで完結する２階部分（洗面室・個室・バルコニ）

能ヶ谷の家-各部紹介８～四季おりおり植栽の表情が楽しめる雑木の庭

能ヶ谷の家-各部紹介９～庭のライトアップと夕景・夜景